みなさま、こんにちは。
桜はあっという間に散って、新緑の季節に突入しようとしています。カフェやコンビニでも、新作の抹茶スイーツが並び始めていますね。
そんなわけで、今回のブログでは、抹茶のケーキのレシピをシェアします。
タイトルにある「カトルカール」はフランス語版の「パウンドケーキ」のこと。4つの材料が1/4の分量ずつ入るケーキのことを言います。パウンドケーキと何が違うかと言えば…ベーキングパウダーが入るか否かでしょうか。カトルカールはベーキングパウダーではなく4つの材料全ての力を使って膨らませます(まあメインは卵ですね、多分)。
材料
・無塩バター 100g
・全卵 2個(100g)
・グラニュー糖 90g
・薄力粉 100g
・抹茶 10g
・抹茶カット 小さじ1
今回使った「抹茶カット」は富澤商店様で購入したものです。(写真右側)
作り方
(下準備:オーブンを180℃に予熱する
材料の軽量を全て済ませる
無塩バターを500wのレンジで1分加熱する
薄力粉、抹茶を同じボウルにセットしておく(以後粉類と略))
1.卵を大きめのボウル(粉類とは別のもの)に割り入れてハンドミキサーで軽く混ぜる。
2.グラニュー糖を2回に分けて加えてその都度ハンドミキサーで混ぜる。最終的にハンドミキサーを持ち上げた時に落ちる卵液が跡を残すくらい。ショートケーキを作る時のようなイメージ。
3.粉類を篩にかけて卵液のボウルに加えて、ゴムベラでボウルの底からすくうようにように混ぜる。ある程度混ざったら抹茶カットを加える(これはオプション)。
4.溶かしたバターを2〜3回に分けて加えてその都度混ぜる。途中混ざるか不安になりますが、ちゃんと混ざるのでご安心ください。コツは手早く混ぜること。
5.パウンド型に流し込み180℃のオーブンで35〜40分焼成。焼き上がったら粗熱をとり、型から取り出す。焼成後すぐは取り出しにくいと思います。
いつもはシュガーバッター法といってバターを室温に戻して空気を含めるように泡立てる方法で作っていますが、これがまあなかなか面倒臭い。ですが、この手法で作ると(ジェノワーズ法と言いますが)バターを溶かしておけばあとは材料を入れては混ぜるだけ!卵とグラニュー糖をメレンゲみたいになるまでしっかり混ぜ合わせればベーキングパウダー不使用とは思えないくらい膨らみます。
今回初めて緑茶を粗くカットされたものを使ってみたのですが、抹茶の香りをよりダイレクトに感じることができました。製菓用を使用すればお菓子だけでなくパンにも使えます(私はパンは作れません)。もちろんなくても全然美味しいですし、抹茶ではなくて製菓用抹茶パウダーでも美味しく作っていただけます。製菓用の方が出来上がりの色は綺麗かもしれません。グラニュー糖をたとえばきび砂糖に変えるとより甘みをしっかり感じることができます。ただ、抹茶優先にしたい場合はグラニュー糖の方がお菓子向けの砂糖なのでおすすめかなと思います。砂糖に関してあと一点。ヘルシーにしたくて極端に減らすのはあまりお勧めしません。減らすとパサパサになります(経験者は語る)。今回のレシピでかなり減らした方なのでこれ以上少なくしないのをお勧めします。
明日から始まるゴールデンウィークのおやつタイムにぜひ作ってみてください!
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